仲野マリの気ままにシネマナビ online

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タグ:古田新太

3月30日、
ゲキ×シネ『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』公開を記念して、
舞台あいさつがあり、
この舞台あいさつの模様は、全国の劇場に生中継されました。

司会は中井美穂さんで、
古田新太さん、浦井健治さん、高橋由美子さん、麿赤兒さんが登壇。
三浦春馬 さんも登壇予定でしたが、高熱のため欠席でした。
 
三浦さんから、会場に足を運んだ観客と共演陣に向け、
欠席を詫びるメッセージが届いたのですが、
古田さんと高橋さんは「三浦春馬です(笑)」とあいさつし、
浦井さんは、劇中そのままのハイテンションで
「どうもシャルルです! 春馬くんじゃなくてすみません!」、
さらに麿さんも「三浦春馬ではありません」と
それぞれに欠席の三浦さんに言及し笑いを誘いました

古田「五右衛門ロック」シリーズも3作目なので、いつも通り臨んだけれど、
   麿先輩、村井(國夫)先輩がいるのは楽しみでした」
 
麿「新感線はすごいと聞いてて、かなり緊張しましたよ。
  特に古田さんは、世紀の詐欺師のような大物。尊敬していた」

古田「毎回、他人のふんどしでやってるだけです。
   今回も春馬や蒼井優、バカ王子(=浦井さん)をうまく使って(笑)。
   みんながんばり屋で、舞台ではギリギリまでファンサービスをして、
   舞台袖に下がってからハアハア言ってた」

高橋「本作で新感線参加は4作目。もう‘準劇団員’扱い。
   今回は稽古場に炊飯器を持ち込んでおにぎりを作って配ってました。
   まかないの"小さいおじさん"と呼ばれてます(笑)」
古田「酒飲むとオレよりもおじさんなんですけど(笑)。
         助かりますね、いい"おじさん"です」

浦井「本作と、1作前の「薔薇とサムライ」で
         すっかり"バカ王子"役が板についてしまい、
    その後の別の現場で池田成志さんに
         『シャルル病になってる。シャルルっぽいからやめろ』
    と本気でダメ出しされました(苦笑)」
古田「健治と(橋本)じゅんさんは困ったもので、勝手なことばかりする。
    怒っても『はいはい』と言うだけで何にも聞こえてない」
浦井「幸せでした! 新感線のファンなので」(やっぱり聞こえてない!)
古田「ここまできたら、健治には
        他のプロデュース公演でもシャルルやってもらいたい」

この日は、公開を記念し、鏡開きを敢行。
三重の酒造から取り寄せたその名も「五右衛門」という酒の入った樽を
古田さんらが掛け声に合わせて木槌で叩き、本作のヒットを祈願しました。

最後に締めのあいさつに立った古田さんは
「これからもくだらないものをいっぱい作っていきます。
 飽きるまでよろしくお願いします!」と語り、
会場は拍手に包まれました。
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〈ゲキ×シネ〉『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』は
新宿バルト9他全国公開中
(C)2014ヴィレッヂ・劇団☆新感線
配給:ヴィレッヂ/ティ・ジョイ

公式サイト: www.goemon3.com 

映画の内容や見どころはこちらからどうぞ。
 

迫力満点!「劇団☆新感線」の舞台をスクリーンで! 
ゲキ・シネ10周年記念作品第2弾は、三浦春馬のダンスと歌がうますぎてツボ

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(C)2014ヴィレッヂ・劇団☆新感線


作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
作詞:森雪之丞

配給:ヴィレッジ/テイ・ジョイ
封切:3月29日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー

公式サイト: www.goemon3.com

ストーリー●
太閤秀吉が栄華を極めた時代。
天下無敵の大泥棒・石川五右衛門(古田新太)は、
女盗賊・猫の目お銀(蒼井優)とともに、
春来尼(高橋由美子)が本尊として守ってきた空海ゆかりの黄金の像を盗み出す。
ところが、
盗んでみれば黄金とはまっかなウソ。
お銀は落胆するものの、
実はこの像には空海が隠した黄金のありかを示す暗号が隠されているとわかり、
一味はその「お宝」探しを始める。
一方、
頭脳明晰な若き探偵・明智心九郎(三浦春馬)は
犯罪者である五右衛門たちを追い詰めていくが、
その過程で堺の豪商・蜂ヶ屋善兵衛(村井国夫)と手を組むことになる。
ところがこの善兵衛、
日本国を売っても儲けようという腹黒商人だった!

解説とみどころ●
ゲキxシネとは、
エンターテインメント界のトップを走る《劇団☆新感線》の人気舞台を
より多くの観客に届けるべく、

「まるで映画のように楽しめる作品」として、映画館で上映するという
新しい演劇映像のスタイル。 

単なる「劇場中継」ではなく、最新のデジタルシネマの技術を用い、
臨場感を増幅させる映像表現と音響技術により、
想像以上のライブ感と興奮が味わえる。


…などという小難しいことは横へ置いて、
次から次へと繰り出される音楽とダンスとアクションに身を任せていると、
気がつけば感情のるつぼ、カタルシスに浸っている…。
それがゲキ・シネの醍醐味である。

だから、今回も
「秀吉」「堺」「南蛮」「お宝」「五右衛門」といった
キーワードさえ押さえておけば、
あとは流されるまま、舞台の渦に向って飛び込んで行けばよい。

ゲキxシネは、常に大物ゲストの参加が話題になるが、
今回レギュラーの古田新太や橋本じゅんにからむのは、
三浦春馬と蒼井優。

特に三浦の歌声の美しさにはノックアウトである。
「タウンワーク」のCMでは
「きっと本人じゃないよね」とさえ噂されたほどの美声は、ホンモノだった!
彼の声がここまで伸びがあり美しく、音程も正確だとは。
本物のミュージカル俳優である浦井健治や村井国夫、高橋由美子を
向こうに回して、まったく見劣りがしない。

ダンスも殺陣にも切れがあり、見ているだけで幸せになれる。
テレビドラマでも映画でも引っ張りだこの三浦だが、
今後はミュージカル俳優としても、ぜひ活躍してほしい。


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 (C)2014ヴィレッヂ・劇団☆新感線

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